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トラクターの仕事をサポートする「追い子」の話

どうも、ゆたか農園管理人のみっくんです!

 

さつまいもの苗植えがいよいよ終盤です♪

やっとここまで進みました💦

 

さつまいもの苗植えは単に植えるだけではダメで、

根っこが伸びて定着するまでが勝負。

 

その定着に欠かせないのが、水です。

 

つまり、雨が降ってくれないと困る。

 

なので、天気とにらめっこしながら

翌日か翌々日に雨の予報が出ている日を狙って植えています。

 

その苗を植える前には、

うねを立てるという大仕事があります。

 

動画でも紹介していますが、

基本的にはトラクターで作業します。

さつまいも栽培準備!トラクターでうねを立てる様子

 

そのトラクターでの作業効率を劇的にあげる、

「追い子」と(僕が勝手に)よんでいる人がいます。

 

トラクターのうしろに引っついて細々と仕事をする人のことです。

 

その「追い子」の仕事をまとめました!

 

さっそく見ていきましょう^^/

 

トラクターのサポーター「追い子」の仕事

マルチを切る

 

写真を見てください。

「追い子」はひたすらトラクターのうしろをついていきます。

 

黒いビニール(黒マルチ)がみえると思いますが、

まずやることは、このビニールを切ることです。

運転手が一人でもできることですが、

乗ったり降りたり大変です💦

 

それが「追い子」ひとりいるだけでとてもスムーズに仕事が進みます。

 

横から見るとこんな感じ。

 

ロータリーで土を寄せながらうねを立てていきますが、

ロータリーの下の部分にうねの一部が隠れています。

 

その分、余分に引っ張りだして長さも調節しているんですよ^^

 

これが1つ目の仕事です。

 

これ以外にロータリー部分の部品をあれこれいじっています。

その一つが車輪です!

 

 

ロータリーの車輪の役目

 

 

写真は、

ロータリーのうしろに取りつけられている

2つの車輪をいじっているところです。

 

これをしっかり整えると、

トラクターがスムーズにビニールを引っ張っていきます。

 

上から見るとこんな感じです。

 

柔らかいゴムパッキンがついている内側の車輪は、

地面にビニールを挟み込んではがれないように固定してくれます!

 

これが外れると、

ビニールも全部外れるので、

あとでめちゃくちゃ大変なんです💦

 

ここは始終しっかり監視しています。

 

 

もう一つの外側の車輪は、

土をかぶせてくれる車輪です。

 

コロコロと転がりながら、

地面を土をひっかき集めて、

ビニールに被せていくんです。

 

この構造を初めて見たときは、

めっちゃ面白くて楽しく見ていたのを覚えています。

 

いや、今でも面白いんですよ?笑

 

その畑の土の量や地形の傾斜などを見て、

この車輪の角度を深くしたり浅くしたりの調整もします。

 

角度が深すぎるとビニールを噛んでやぶってしまったり、

土がかぶりすぎたり。

 

逆に角度が浅いと土の量が足りずに、

けっきょく自分たちでのせるという二度手間になりかねない。

 

追い子の大事な仕事です。

 

 

この作業をしていると消費していくのが、

黒マルチビニールと肥料です。

 

その交換もします。

 

 

消耗品の交換

 

まずは肥料。

トラクターには肥料を詰めるかごがついています。

 

そのかごにはノズルがついていて、

一定の量を落としていってくれます。

 

当然使い切るたびに補充します。

1袋20kgなので、けっこう力仕事です。

 

つねに確認して、作業が滞らないように補充しています。

 

そして、

トラクターが引っ張るマルチビニール。

 

1本が400mありますが、

うねの長さは長いところは50m~100mを超えるので、

いつのまにかなくなりそうになります笑

 

切れたところはつなげないといけないので、

 

気づかずに切れてしまうと、

 

うねは立ってもビニールがかぶってない!?

 

ってことになります。

 

そうならないようにこれも常に確認しています。

こうした細々した仕事をするにも、

トラクターとのコミュニケーションが欠かせません!

 

 

運転手に指示をする

 

運転手に指示をすることがあります。

 

運転手は意外と後ろの様子がみえません。

特にロータリー部分は距離感がわかりにくいうえに、

うしろを振り返るのは大変💦

 

ビニールが切れた時も、

教えてあげないと気付かないことも多いですし、

 

バックするときも畑の端っこでは、

「あぜ」という土手があってぶつけてしまいます。

 

そうならないように必要なところで

 

「ビニール切れたーーーー」

 

「オーライオーライ、、、、OK!」

 

といった指示をしています。

 

こうしたことをひたすら繰り返して、

何ヘクタールという広い畑に、

整然としたうねが立っていくんです^^✨

 

 

まとめ

 

 

さつまいもの苗を植える前には、

うねという盛り土をつくります。

 

その作業はトラクターでやりますが、

一人でやるにはやることが多くて大変💦

 

そこでうしろをついていってサポートする

「追い子」が大活躍します✨

 

 

・ビニールを切る

・2つの車輪を調整する

・消耗品を補充する

・運転手に指示をする

 

 

これをしてくれる人が一人いるだけで、

作業の進み方が全然違います。

 

いよいよ、ゆたか農園のさつまいも苗植えも終わり!

 

 

秋の味覚が育っていくのが楽しみです^^♪

 

 

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YouTubeにもアップしています✨

ぜひご覧ください!

さつまいもを植えるトラクターをサポート!追い子の仕事

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【お知らせ】
ゆたか農園のおいしいきゅうりの直販直送は、
6月いっぱいで終了いたします!

次シーズンは12月の予定です^^